2で、屋根に太陽光発電パネルを載せると積雪時、屋根の重さに
偏りが生じるため、地震に対しねじれる可能性を記しました。
それでは屋根の向きを南のみとすれば良さそうです
図はそのような形(片流れ)の屋根で、太陽光発電が普及しだしてから
全国的に増えています。
しかし、2の切妻屋根と比べ、落ちる雪は倍になる上、片側だけに落雪します。
仮に高床としても、除雪しなければ大雪の時は軒まで埋もれます。
片流れの屋根に設置する場合は、切妻屋根より増して落雪の処理を考慮
する必要があります。
以上、いろいろ記しましたが雪国の場合、屋根に太陽光発電パネルを設置する
と落雪屋根になることを考慮して慎重にその設置を検討すべきではないでしょうか。