自宅の外壁は三方とも、15ミリ厚の杉の板です。
西側は防火規制のため、既成品のサイデイングを張りました。
新築直後は赤みがかった杉の板に覆われすがすがしい外観でしたが、
そのままにしておくと風化して汚れが目立つので、あえて木色の
防虫防腐塗料を塗り重ねること38年、このような黒ずんだ色になりました。
色むらがあるのは下地塗料を塗らないで仕上げ塗料を塗るためです。
それ以外は特に劣化が無く、年一回色が褪せてきた部分を塗る程度です。
サイデイング部分は、築25年後、塗装・シールをやり直しての現状が
上の画像です。これはプロに頼みました。
今の状態だと杉板と既成のサイデイングいずれも交換の必要がありません。
両者比較して、既成のサイデイングの一般的な寿命が40年と言はれているので、
杉板もそれに匹敵すると言えます。ただし、15ミリ以上の厚みが必要です。
また、屋根の軒の出が90センチと一般的な軒の出45センチの倍長いため、
雨のかかりが少ないのも長持ちしている要因の一つです。