
木や草花をはじめ植物プランクトンに至るまで、光合成で生育に必要な
物質を生成する植物にとって、二酸化炭素(CO²)は成長に不可欠な存在です。
動物は植物を食べることにより、生存維持と成長に必要な物質を摂取しています。
もちろん、われわれ人類も同様です。
1億~2億年前の恐竜全盛時代のCO²の濃度は今より5~10倍高かったと
推定されています。恐竜たちが食べていた植物を先祖とする現生の
植物にとって、現在のCO²の濃度は薄すぎ、ハウス栽培では石油を燃やして
ハウス内のCO²の濃度を外気より高くして作物の生育を速めています。
恐竜時代の気温は現在より3度高かったといいますが、熱暴走など起きず
恐竜をはじめ多くの生物が栄えています。
このことから仮にCO²が今より倍増し、それにより気温が上昇したとしても、
生態系にとってはむしろ過ごしやすい環境になると予想されます。
国連が主張する、「温暖化で生態系が破壊される、その主因はCO²だ」の
根拠は生物進化の歴史からみて薄いのです
(渡辺 正 東大名誉教授の論考による)